スタッフインタビュー

ダイソーウイング本社センターに所属する福広友二です。
2022年2月入社で、現在入社2年になります。

4年前に病気になり、左半身が麻痺し、身体の自由が制限されました。もともとは肉体労働の仕事をしていましたが、生活が一変し、車椅子での生活になりました。

障がい者支援施設で社会復帰のための訓練を行っていたときに、大創産業の障がい者支援雇用について知り、ダイソーウイングについても知る機会がありました。
2週間の就業体験では、パソコンで簡単な課題に取り組んだり、郵送物の整理や梱包といった軽作業を体験しました。就業体験をしたことで、「こういった業務が自分にもできるんだ！」と感じとても嬉しかったことをきっかけに、ダイソーウイングで働きたいと思い、入社に至りました。

ダイソーウイング本社センターは、大創産業本社の1階に執務室を構えています。

サポーター含めほとんどのスタッフはそこで業務を行っており、 軽作業・パソコン作業など内容は様々な業務をおこなっていますが、私を含めてパソコン作業を行うスタッフ数名は大創産業本社の2階、店舗開発本部内に自席があり、 店舗開発本部からの委託業務を効率的に対応できるようにしています。

本社センターにはエレベーターやスロープがあり、車椅子が入れるスペースが確保された多目的トイレも設置されています。 過去に働いてきた職場にはなかった設備だったので、最初は驚きました。

基本的には各部署から依頼されたPCの事務作業を行っています。また、新規業務のマニュアル作成も担当しています。

ウイングへ新規の業務依頼がある際、サポーターと共に業務についてのヒアリングを行い、自分自身がその依頼に対応できるか実際に試してみます。サポーターがウイングのスタッフにも負担なく業務ができるか、難しい作業ではないかなどを検討し、依頼を受けるかどうかを判断します。実際にスタッフが対応するためには、業務フローを定型化し、マニュアル化する必要があるため、その作業も担当しています。数ページの簡単なものから、十数ページに及ぶボリュームのあるものまで、様々なマニュアルを作成してきた経験があり、マニュアル作成には自信があります。

何よりも、たくさんの人がちゃんと見ていてくれると感じます。ウイングスタッフをはじめ、大創の社員のみなさんも、すごく声をかけてくれるんです。
私は車で通勤しているのですが、車椅子の上げ下ろしをする際、業務で関わることがない方でも手伝ってくださったり、本当に優しい人ばかりだなと。
あと、どなたもすごく気軽に挨拶されるんですよ。挨拶されるとこちらも気持ちがいいし、自然と返したくなるので、いい文化だなと思っています。

プライベートでの大きな変化は、家族との時間が増えたことですね。以前までは仕事が忙しく、家にいる時間が少なかったのですが、今では家族揃って食事をしたり、好きな本を共有したり、いろんな話をする時間が持てるようになりました。家族からは「性格が変わったね」と言われるほど、ポジティブに変わったと感じています。

また、ダイソーでは商品開発時の際に作られる「サンプル品」が定期的に社内販売されているのですが、いろいろ購入して持ち帰り、家族で分け合うのも楽しみの一つです。息子はスマホ関連のグッズ、妻はアクセサリーや化粧品、娘はおもちゃを中心に、最近は家の中がお気に入りのダイソー商品であふれています（笑）。

入社当時はパソコンがあまり得意ではなく、本当にやっていけるのかと不安を感じたこともありました。サポーターの方や大創社員の方、同僚のスタッフに優しく教えてもらいながら、徐々に業務に携わることができるようになりました。
大丈夫かな？自分でも働けるかな？と悩んで踏み出すことを迷うより、まずは飛び込んで、経験を積んでみてください。一緒に働ける日を楽しみに待っています！