スタッフインタビュー

サポーターの小川 翔子です。
大阪センターが開設した2020年11月1日に入社し、3年が経ちました。

障がいのあるスタッフの業務をサポートしています。業務中に困りごとがあれば相談に乗ったり、定期的な面談を通じてスタッフの状況を把握しています。サポーター同士では情報を共有しあいながら、日々課題解決に向けて取り組んでいます。
私たちのサポートだけでは対処しきれない私生活の問題については、支援機関と連携し、共に解決策を見つけるように努めています。

また、スタッフの課題だけではなく会社全体の課題解決にも取り組んでいます。例えば、トイレの故障など設備上の問題が生じた場合には、会社に解決してもらうための働きかけを行っています。

障がいのある家族を持つ親として、仕事において日々の工夫を活かせたらと思い入社しました。
日々家族と接する中で思ったことや、障がいを持つ子どもがいるご家族との交流で得た情報などを、ウイングのスタッフとのコミュニケーションで参考にすることもあります。

また、特例子会社とはどんなところなのか興味があったことも、入社を決めたきっかけのひとつです。
入社する前は特例子会社に関する知識はほとんどありませんでしたが、障がいを持つ子どもの将来を考えたときに、もしかしたら家族が勤めるかもしれないという可能性を思い描きました。作業所との違いや、どんなところなのかを知るチャンスだとも考え、入社を決断しました。
実際に働いてみて、障がいを持ったスタッフが会社勤めをするうえで、一人の社会人として自立できるようサポートするのが特例子会社の特徴だと感じています。

また、仕事と子育ての両立が可能かも入社を決める上で重視したポイントでした。
入社当時は子どもがまだ小さかったため、仕事に穴を開けてしまったり、時短勤務になってしまうことに対する不安がありました。加えて自宅で障がいを持つ子どもとの生活に追われる日々でしたので、両立できるかを一番重視して決めました。

問題なくできていると思います。
センター長が相談しやすい雰囲気を作ってくれていて、サポーターのみんなも「お互い様やで」と、優しく声をかけてくれます。本当にありがたい環境だと感じています。

入社前に、当時のセンター長に面接してもらったのですが、「仕事より家庭を優先してください。」と言ってくれました。正直、「え、こんなことを言ってくれるんだ。」と驚きました。
実際に働きだしてからも心強いサポート体制が整っていて、働きやすい会社だと感じています。

色々な人の話を聞くようにしています。
センター長との距離が近く、コミュニケーションをとりやすい雰囲気を作ってくれているので、サポーター同士でもフレンドリーに話ができています。小さな変化や共有すべきことがあれば、気軽に話せる環境が整っています。
他にも支援機関の方からお話を聞いたり、本を読んだりして、さまざまな視点から学びを得てるよう努めています。

また、オンラインでのサポーター研修があり、他のセンターでの事例を共有する機会や、障がい者雇用などについての研修を受けたりしています。

障がい者という言葉に不安を感じることもあるかもしれませんが、実際には私たちと変わりのない面もたくさんあります。
また、ウイングのサポーターとして働くために特別なスキルや知識は必要ありません。少しずつ学びながら成長することができます。素直さと誠実ささえ持っていれば大丈夫です。障がい者との接し方に慣れていなくても、明るい職場で一緒に働いていくことができると思います。